« 小物作りで達成感を味わう。 | トップページ | 唐突ですが…独白。 »

2012年8月23日 (木)

手仕事で、癒しと潤いは得られるか?

小物製作続いています。


undefined

タッティングは、久しぶり♪
ビーズを入れて、メガネホルダーを作りました。

最初は本の中からパターンを探そうとしたんですが、どうも気分が乗らないので適当に図柄決めて、適当に始めたら、やっぱり適当な物が出来ました。(笑)
でも、途中からのパターンは気に入ったので、今度はもう少し改良してみよう。

最初に作った物の方がやっぱり良かった…ってことも、往々にしてあることですが…。

undefined

もうひとつ、ヘアアクセサリー。
バレッタです。

小物ばかり出来上がってますが、編みかけのプルも、超カメの歩みですが、編んでいます。


少し編み物への情熱が冷めてるなぁ~と、今年の春頃から感じてて、自分の事なのに他人事のように、なんでじゃろ??と考えるともなく考えてました。

今朝偶然、NHK.BSプレミアムの「旅のチカラ」という番組をみて、そんなモヤモヤな気持ちが一新しました。

糸井重里さんがアラン諸島で、手編みの意義を探して旅する内容だったんですが、本来の物作りの持つ力がよく表された、とてもいい番組でした。

世界中から注目され、商業ベースに乗ったアランセーターの故郷アラン諸島のニッターさんたちは、安価で大量生産可能な機械での製造ができるようになってから、物作りの意義さえも見失ったかのように、姿を消してしまいます。

伝統的なデザインや糸から離れてしまわざるを得なかったニッターさんや、生活のために身体を壊すまで安い工賃で編み続けた挙げ句命を落としてしまったニッターさんも…。

そんな中、以前はニッターをされてたある女性は、今は主に家族のためだけに編むだけで、たまにオーダーを受けられていて、依頼者から仕上がった作品を着用した笑顔の写真が送られてくるそうで、糸井さんも感激されてました。
私も、作り手と受け手のやり取りの暖かさがとても素敵だと思いました。
また、その人のお話が印象的でした。

編んでいる時何を考えているか、または何も考えないか…との糸井さんの質問に、
「つらい事がある時、編み針を動かしていれば頭を空っぽにできた。私にとって編み物は悲しみや辛さを忘れるためにも必要なもの。」という内容のお話でしたが、心に残り、自然と涙が流れていました。


編むという行為は、私にとって、何なのか…
無理に意義や理由を見つけることもないでしょうが、しかし、テレビで見たあの女性と同じく、心が欲するから編み針を持ち、達成感という自己肯定感を求めて、編み続けているのかもしれません。

わかっていたはずの事だったかもしれないけど、何だか心から受け入れられる思いに出逢えた気がします。

止まっていた編み針を持つ手が動きを早めそうなほど、何だか憑き物が落ちた感じ。

以前、ブログで知り合った年上の方が、「作り手は、ただ作り続けるだけ、それ以外に何があるでしょう」とおっしゃった言葉を思い出しました。

癒しを求めて編み続けるわけではない。
何故かわからないけど、編み針を動かし、心に潤いを得られ、同時に、人様にも癒しや潤いを与える事ができれば、それが私の本望なのではないか…そんな事に気づきました。

きっと、ずっと前から、わかっていたことなのかもしれない。

目先のお金や名誉等からは得られないもの…
そんなものを私は手にしているんだ、と妙に誇らしく思えてきました。

編むことで得られる、癒しと潤いを、もっと楽しまなければ!!

« 小物作りで達成感を味わう。 | トップページ | 唐突ですが…独白。 »

編み物」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/525502/55490698

この記事へのトラックバック一覧です: 手仕事で、癒しと潤いは得られるか?:

« 小物作りで達成感を味わう。 | トップページ | 唐突ですが…独白。 »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ