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2011年11月 4日 (金)

何かを創り出すことの安らぎ

昨日の休日、私たち母子は、公的機関主催の「子どもフェスティバル」へ出かけてきました。
一緒に行ってくれたのは、tomoa母子。
会場の中央公園と隣接する図書館を含む生涯学習センターは、多くの親子連れでにぎわっていました。

薄曇りのお天気でしたが、このところの暖かさで、戸外にいても汗ばむほど。
子どもたちは、枯葉でしおりを作るブースや、リサイクル工作などを楽しみました。

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木くずや木の実で作った、息子(左側)とMちゃんの作品。

残念ながら、定員に達してしまっていたブースもありましたが、なんといっても、この日の私たちの一番のお目当ては・・・

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「おばけのアッチのシリーズ」や「魔女の宅急便」の作者である、角野栄子さんのおはなし会とサイン会。

子どもフェスティバルのチラシに、「角野栄子さん」という文字を見つけ、是非おはなしを聞きに行かなくちゃ!!と、喜んだ私。
「魔女の宅急便」のファンです。

私の年代では、角野さんの本に、子どもの頃出会うことはなく、大人になってジブリ映画「魔女の宅急便」を観てから知ったわけで、「おばけのアッチ」シリーズは、息子が生まれ、息子と図書館通いをするようになり、もっぱら児童書のコーナーをうろちょろするようになってからのことです。

昨日の会場は、小学低学年以下の子どもとその親がほとんどで、みなさんおそらくは、子どもの頃に「アッチ」を楽しんだであろう世代。
そんな会場の顔ぶれをご覧になったからか、角野さんのおはなしは、「アッチ」たちが生まれたきっかけや、実際に幾冊かの本を読み上げながら、どのように物語を作っていったか、静かな優しいお声で話してくださいました。

小さな読者たちは、とても正直で、本当におもしろいと思ったものしか読まないこと。
(3ページ読んで、つまらなければ、もうその先は読んではくれない。・・・というおはなしを聞き、おもしろくない!と言ってる息子を無視して、無理やり最後まで読み聞かせしていた過去の自分を悔やむ・・・。)

本を読んだ子どもたちが、そのおはなしの続きを考えて、作者へ絵や文字で贈ってくれ、それを見て、次作が生まれることもあること。

ものを創り出すことは、おはなしであれ、なんであれ、心安らぐことであり、生きる喜びにつながることである・・・こと。

子どもたちが飽きないように、最後には、なぞなぞクイズまでやって下さいました。

そして、サイン会・・・
その日買った本を手に、長い行列を並んだ先に、ジワ~っとくる感動が待っていました。

私が買ったのは、角野さんの自伝的小説、「ラストラン」。

Mちゃんにはアッチのイラストと共にサインして下さり、息子にはキリンのイラスト(キリンの本を買ったので)を「これ難しいの・・・」とおっしゃりながら描いて下さって、

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そして、私の番・・・

なんと、なんと、箒に乗ったネコのイラスト。
ネコのおひげと、箒の柄が現れた瞬間、「アっ!」と思わず声が出てしまい、「嬉しいです!!」と少しうるうるしながら言ってました。
リクエストなど何も言ってないけど、何か伝わったようで、かなり嬉しかったです。
角野さん、ほんとうにありがとうございました。(思い出しただけで、うるうる・・・)



おはなしの中で、「アッチ」「ソッチ」「コッチ」という、おばけシリーズの主人公たちは、当時4~5歳の角野さんの娘さんの言葉遊びから生まれたのだと聞き、そういえば、小さい頃息子も言葉遊びが好きだったな~と思い出しました。
思わずクスっと笑えるような言い回しや、感心するぐらい長いお話や、いろんな言葉を聞かせてくれていたのに、ほとんどを忘れてしまっています。
(一部、書きとめておいたはずなのに、その紙切れもどこへいったやら・・・)
今も、息子は、○○劇場・・・なるものを作り、一人芝居で遊んでいる時があります。
話の内容は、小学生男子らしく、お世辞にも「おはなし」と呼べるものではなく、ギャグとドタバタに終始する話ですが、それでも、何もないところから、新たに何かを創り出す・・・という作業は、自分もまがいなりにも手仕事をやっている身なので、喜び多いことだと、知っているつもり。

知っているつもりだったけど、つい息子のこととなると、その喜びさえ奪おうとしてしまいがち。

そうだったな、想像の世界で遊ぶことは、ほんとに癒される時間だったな・・・
そこから引き戻されることが辛くて、悔しかったな・・・
息子のそういう時間は、大切にしてやらなくちゃ。

そんな事を考えた、昨日のおはなし会でした。

「ラストラン」を読むのが楽しみ。


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コメント

こんにちは。
アッチの時計絵本、持ってますよ。でもボロボロに成り果てて…。
これにはアッチの音声?が入ってます。
「ゾビゾビゾ~」「いただきます」…etc。それに伴奏だけですが、アッチの歌も入ってて楽しめました。
本当にすごいボロボロなんですが(表紙がないんですよ…)、まだ現役です!
年少の次男が本の内容と連動させずに見て時計の針をグルグル回し、アッチの
「こんにちは!」の音声とあわせて「こんにちは♪」と言ってます。
(まだこの年齢は様子を見ていても面白いです。)
ちなみにアッチの歌も角野さんご自身の作詞なんですね。

最近は忙しくて絵本を読んでやってません。反省しまくりです。
taeneeさんのこのお話で、ちょっと一息入れることができました♪

チーズさんへ。
こんにちは。コメントありがとうございます。
やはり、チーズさんもアッチ世代なんですね。
そうそう、歌が本の中や、表紙ノカバーに書いてあって、全部角野さんの作なんですよね~。そのこともお話の中に出てきました。やはり、作者のこだわりがあるようですよ。
心に余裕がない時は、読み聞かせどころじゃないもんね。わかるわかる、その気持ち。読めない時もあるし、優しい気持ちで読んであげられる時もあって、親子だもん、いろいろあるよね。
また寒くなるみたいだから、カゼひかないように、お仕事頑張ってくださいね。

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