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2010年4月 9日 (金)

嫌な出来事と次なる物と内田先生のブログ

昨日私はとある場所で仕事をしていました。
近所のショッピングセンターの中にある手芸屋さんの講習が終わり、机の上を片付けている時、とてもショックな場面に遭遇しました。

そこには、各講師の先生方の作品(編み物だけでなく)が陳列されている所で、私の作品もあります。
その、私の、先日このブログでも紹介したトーションレースにネット編みを編みつけたストールを、しげしげと眺めておられるご婦人がいました。
50~60歳代とおぼしき立派な身なりをなされた人でした。

しげしげと眺め、表・裏・表・・・とひっくり返しながら、何やら編目に穴が開くほど(最初から開いてますが・・・レースですので・・・。)ご覧になっている様子を見て、
「あれ、こりゃちとおかしいぞ・・・。」
と思い始めた矢先、おもむろにバックから編みかけらしき同じトーションレースを出され、私の作品と見比べ、破けるわい!!と思わず叫びそうになるほど私の作品をひっぱっりながらご覧になり、そして納得したご様子で帰っていかれました。

その間私は目と鼻の先に立っていたわけで、「誰もいないかと思った~」などとは言わせない!距離だったわけです。
しかし、その人と目が合うことはなく、とっとと立ち去るその様子には、後ろめたさのかけらも感じられなかった!!!

すいませんが、せめて、「見させて下さい。」のひと言ぐらいあってもいいんじゃないですか???

「これ簡単そう~と思ってやってみたけど、いいようになんないから、もう一回見てこ。」
的な軽い感じなんでしょうが、パクるんだったら、どうやったら綺麗にできるか自分の力で最後までやってみたらいかがでしょう!!
簡単な作品とはいえ、それなりにない頭絞って考えてんのよ、こっちは!!!


かなりエキサイトしてますが、お許し下さい。
こういったマナーの悪さや恥ずかしいと受け取れるような行為がまかり通っている事にも腹立たしさを感じたのですが、もう一点。
数人の編み物ブロガーさんが書かれていますが、デザインや編み図に関する著作権に対して軽く扱うという事は由々しき行為だと、私は考えています。

本を買わなければ出版社はつぶれます。
確かに、私も図書館で借り編み図をコピーする時もあります。
お店で見かけた既製品をしげしげと眺めデザインの参考にさせてもらうこともあります。
作品に関しても、私は著作権を行使してはいません。そのような器でもありません。
なので、昨日のような事が目の前でおこっても何ら文句の言える立場ではありません。
公衆の目につく場に置いてあるのですから、ある程度のことは覚悟の上です。

しかし、なぜか釈然としないのです。
あのご婦人も、ひと言声をかけて下されば、私はきっとおわかりにならないところを教えてさしあげたと思います。
たった5分のやりとりで、あの方の疑問が解決できたであろう程簡単な作品なのです。
まさか目の前にそれを編んだ人間がいるとは思ってもみなかったのかもしれませんが、
「少し見させて下さい。」
とおっしゃれば、
「何か疑問点がおありですか?」
と問いかけ、そこから楽しい編み物談義に発展したかもしれません。
(妄想し過ぎかもしれませんが・・・。)

お店の店員さんにとっては日常茶飯事な事らしく、
「やなもの見た~。」
と私が訴えても、
「あっ、そうですか。」
と軽くいなされてしまいました。

その程度の事だったのかもしれません。
腹をたてるべきものでなかったのかもしれません。

でも何故か、ショックで嫌な感じのする出来事でした。
昨日は一日気分悪かった。。。


雰囲気を変えて・・・。
次に編み始めた物↓

P4070585

棒針編みのカーディガンになります。
裾の透かし柄は毎段模様です。
毎段模様は、裏からの2目一度がややこしくて難しく感じますが、ちょっとしたことで迷うことなく簡単にできます。

P4090586

リネンサーフを使用。
はりがあって、棒針編みでもさくさくと編みやすい糸です。
色目も合わせやすい色が揃っていてこれからの季節におすすめの糸です。

嫌な気分にも負けず、張り切って編みます!!


それから、今日はもうひとつ。
今朝読んだコチラ→内田先生のブログ
凄くおもしろかったので、よかったら読んでみてね~。
近頃の政局へのもやもやが吹き飛ぶかも・・・。






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コメント

taeneeさんのご立腹、ごもっともだと思います。
実は私も先日、同じようなショックな出来事があったんです。
私はバッグから小さなものまで、すべてオリジナルで制作しているのですが、先日、コピー商品を見つけてしまい大ショックを受けていました。。
しかもけっこう大きなイベントでハンドメイド品として売られていました。
ブログやネットショップで公開しているわけですから、仕方のないことだと言えばそうかもしれません。
でも、taeneeさんも同じだと思いますが、そのものが出来上がるまでにはそれなりの努力と苦労があるわけです。
それを堂々と真似されて、しかも売られていて、、、
プライドがないのか!!って。
(たぶん、ないんでしょう)

もちろん、真似することでいろんな技術が発展してきたのですから、それを否定することはできなのだと思います。私はまだまだ心が狭いようです。。
真似されるうちが華だ!と思ってあきらめるしかありません。

あー、なんだかこちらで吐き出してばかりですみません(-_-;
共感することが多いのでつい、、、ごめんなさいねm(__)m

先日こちらで紹介されていた「トモぼくは元気です」を借りてきました。
読むのが楽しみです^^

お会いした事がないのに、taeneeさんの顔が目に浮かぶようです。私はこの話を伺って自分の気づかないところで人様を不快にさせているのではと改めて考えさせられました。気くばり、目くばり、心くばりしている積もりが慣れと自分の甘えに流されないよう心したいものです。
ところで、taenee さんは背がすらっとされているのですね。是非お会いしてみたいものです。
内田先生のブログ拝見したかったのですが
何度トライしても開けませんでした。残念

makoさんへ。
>真似されるうちが華だ!と思ってあきらめるしかありません。・・・そのお気持ち、同感です。
makoさんや私と同じように嫌な思いをしている人他にもいらっしゃると思います。
その行為の向こう側に、自分さえよければいい・・・という心があるとしたら、それはやはり許せない!と私は思うのです。
どんどん吐き出して下さいね。
私も最近は毒吐き散らしてます(*゚▽゚)ノ
本の感想、またお聞かせ下さいね。


童心庵さまへ。
内田先生のブログ、私も試したんですが、今開けなくなってますね。何故かしら・・・。アドレスはあってるので、また挑戦してみて下さい。すみません。
私の愚痴にお付き合い下さって恐縮です。
あの日の朝、童心庵さまのブログで、仏の心を教わったばかりだったのに、修行の足りない私は心穏やかに・・・とはいきませんでした。反省です。
いろんな人がいる事も経験上わかってたつもりだったのですが、だめですね。もっと、さら~っと流せる余裕のある大人になりたい・・・と切に願う今日この頃です。

おはようございます。
またまた反省しています(-_-;
コピー商品と決めつけてしまったのはいささか乱暴でした。本当に真似したかどうかはその人に聞いてみないと分からないですもんね。
見つけた時のショックがよみがえってきて、ついつい暴言をはいてしまってほんとにごめんなさいm(__)m

童心庵さんのように仏さまのような気持ちになれるのはいつの日か・・・

著作権の問題って繊細ですよね。
例えば、本の紹介ひとつにしても、購買意欲を促すようなものなのか、逆に妨げてしまうようなものなのか、線引きが難しいグレーゾーンもありますよね。もちろん良くないことも含めて、感想をある程度、正直に書くのはいいんですが、編み図の写真を読めるようにアップしちゃうとか、これはどうだろう・・・って思うことはあります。
特に編み物は、どこまでが常識(伝統的な模様や技法など)で、どこからが真似なのか、私もよくわからないことが多いです。
あらためて気をつけなくちゃいけないなーと思いました。ありがとうございます。

リネンサーフ、私も今年は編みたいなー。

makoさんへ。
私の記事のせいで、余計な思いをさせてしまったのならゴメンナサイ。
ハンドメイドって、何かのコピーやパクリって普通に私もやってると思うのです。知らない内に・・・って事もあるし、わかっててやる事もあるし・・・。
でもある程度の節度ある行為ってあると思います。
今回の私の場合、よく考えると、“この節度ある行為”というとこにひっかかってる気がしました。
私も言い過ぎてるかも知れません。
お互い様・・・という事で許して下さいね。


りゃんりゃんさんへ。
編み物に限らず、模倣や真似によって技術は向上するものだし、完全なオリジナルって存在するんだろうか・・・という疑問もあります。難しいですね。
編み物を教えていて、こういう思いは結構してるんですが、なかなか慣れなくて・・・。修行が足りません。
私も、自らを省みて言動に気をつけたいと思います。
りゃんりゃんさんのリネンサーフの作品楽しみにしていま~す。

taeneeさん、こんにちはthink

私もこのようなこと、ありましたよ。
といっても、地元の展示なのですが、お祭りだったので触っていくのはなぜか、お年寄り(おじいさんの方が多かった)が多いです。
作品見るというより、さわり心地を確かめて…。
でもあまりにも皆さん、触りまくってたので、私よりも係の方が「『お手を触れないで下さい』の張り紙作ります!」って対応してくれました。
この心遣いが有難かったのですが、効果は微妙です。
むしろ、小さいお子さんを連れたママの方が
「触ってはだめよ。」
と注意している方が多いです。

う~ん、世代の差なんでしょうか。
著作権や特許は、はっきり言って闘いです。
父が、現役の頃、技術者でしたので、しょっちゅう特許のことで裁判で闘ってました。
自分の特許を真似されて、裁判になり、結果的には勝ったのでしたが、何年もかかるし、後ろには企業があるので、社員の生活もかかってて、責任も加わってました。
その姿を見て、勉強になりました。ジャンルは違えど、父は「独創的なデザインをしろ。」と言います。

デザインによっては、他の方のコメントの通り、すでに確立されたジャンルの中で新たなオリジナルを作り出す難しさはあります。
ただ、技法に関しては「ここまでは真似してよろしい」的なものはあります。わかりやすいのが、パッチワークなんかのパターンです。アメリカ伝統の組み合わせとか。それを使ってさらにオリジナルでまとめあげていくと、その人個人のオリジナルになるようです。

デザインは本当に難しいです。私も研究していますが、なかなか…。
なので、店頭に展示するのは、私はお客さんの立場なので
「これなら私にもできるわ!」という程度にとどめておいて、真似されたくない高度なテクニックな作品はためて、個展や自費出版(←高いけど…)で著作権を侵害されたときにわかるようにされた方が無難ではないでしょうか?
(法的なことはまだよくわからないので、すみません。自衛策です)
雑誌に載るプロの作家さんも、真似されて売られて憤慨している記事を拝見したことがあります。売る側はモラルとか、こういうことを考えてないのか…。
こんなにネットとかでこうした問題が起きているから、本来なら学校の社会科で学ぶ機会を設けてくれてもいいのに、とキリがないですね。ため息でます…。

taeneeさん、がんばって下さいね。私も研究します。
(余談ですが、レース作品などはガラスケースに入って展示されているのもありました)

チーズさんへ。
貴重なご意見ありがとうございます。
勉強になります。

今回の事でわかったことは、こちらがもう少し大人にならなくては・・・という事につきます。
デザイン的にもたいした物ではないし、もちろん公の場に展示しているのですから、真似されるのも、触られるのも覚悟の上なんですが、目の前でそれを目撃してしまい、堂々とご自分の編みかけを出して見比べておられたので、「一応、お金払って習いに来られてる方もあるんですが・・・。」と言いたかっただけでした。
本人に向かっては言えないですが・・・。
私としては、これからは、「編み物の発展のためと思い目をつぶる!!」気持ちで、もっと大らかに構えたいと思います。
教えるという事を仕事にしていると、真似される事は喜びにもつながる事でもありますし、今回のように嫌な思いをする時もあるので、自分の中でなかなか消化し難かったのです。
今後は、あまり気にならない方向へ持っていきたいです。
応援メッセージありがとうございます。

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