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2009年11月 7日 (土)

晩秋に思う・・・

数日前の寒さとはうって変わって、昨日・今日と小春日和。

窓の外の景色は、秋深まり、暦から言えば木枯らしが吹いてもおかしくないのですが、陽射しは柔らかく、暖冬を予想させる日和です。

毎朝、旦那と子どもが出かけた後、時間の余裕がある日は、すぐに家事に取り掛からず、テレビをつけて、パソコン開いてブログを書いたり、ブログを読んだり・・・のんびりな時間を過ごしています。

つけているテレビ番組は、めざまし→とくダネ。
先日のとくダネの「あなたの忘れ物はなんですか?」というコーナーを見て、涙が止まらなくなりました。

ある19歳の女性の夕焼けにまつわる思い出。
子どもの頃暮らしていた田舎で見た夕焼けを母と一緒に探しに行く・・・のですが、暮れ行く空を母娘で眺めながら、
「こんな素敵な場所で育ててくれてありがとう。」
と涙ながらに語る娘に、
「そんな風に思ってもらえてお母さん嬉しいよ。」
と答える母。

もう、私は、涙をこらえる事ができず、一人で見ていることをいいことに嗚咽してしまったのです。

ただ単に、美しい親子愛に感動したのではありません。

自分が可哀想で・・・泣けてしかたなかったのです。


甘えたかったのに甘えられなかった、甘えさせてもらえなかった、小さい頃の自分。

この思いが、私の中の怒りの元です。


子どもを持って初めて気付かされた、自分の中のどうしようもない孤独感と怒り。
それまでは、さっぱり理解できなかった虐待する親の気持ちが、自分の事のように理解できたのです。
止めようのない怒り・・・
これの出所をはっきり知りたくて、カウンセリングに通ったのは、2年前のことです。


怒りの出所がわかり、ストレスのたまり方も随分減ったのですが、今もって時折顔を出す、怒りの塊。
時に無性に行き難く感じ、引きこもりたくなるなる日もあります。

しかし、以前の私と違う点は、そんな自分を許してやれること。
怒りが向かう先は、大抵息子なのですが、以前はイライラをぶつけてしまった事に嫌悪し、自分を責め、それから逃れるように、息子を責める・・・といった悪循環を繰り返していました。

自分の怒りがどこから来ているか・・・その事がわかってから、
「まっ、仕方ないよね、あの親に育てられた私だもの。」
と思うと、気持ちがとても楽になれました。

誤解されるかもしれませんが、決して、全て我が親の責任にしているわけではありません。
私の両親にしても、そうとは知らず、大切な事に気付くチャンスに恵まれぬまま、今日あるわけです。
しかし、私が受けた傷は傷として残り、どうする事もできなかった幼い頃の自分と、その後の親子関係の気薄さを哀れみ、怒りだけがくすぶっていました。
そう、「とくダネ」で見た母娘さんがただただ羨ましく、自分を省みて哀しくて、私は泣いたのです。

泣く事さえ押さえ込んでいた以前を思うと、こうして涙が出る事は、私にとってはかなりの進歩といえます。
泣くとスッキリできますものね・・・。


カウンセリングを受けていた時に、自分の子どもの頃の事を思い出す作業に苦労しました。
成育歴を聞く・・・というのがカウンセリングでは重要ですが、私は本当に覚えていなかったのです。

学校から帰るとどうしていたか・・・
母が仕事から帰った時の様子・・・
夕食のテーブルでの座る位置・・・

本当に思い出せず困りました。

海も山も近かったのに、そんな所で誰かと遊んだ記憶がまったくなく、友人との関わりにおいて苦労していた事を思わせるような出来事ばかりを思い出しました。
現在の自分を象徴してるようで、ある意味笑えましたが。。。

しかし、思い出す作業を繰り返す中で、息子の気になる点・・・例えば、うまく友人と関われない・・・とかが、許せる、というか、仕方ないな私の子だもん・・・と思えるようになってきました。

自分もそうだった事をすっかり忘れていたのです。


今もたびたび顔を出す、怒りと不安。
これと戦うのではなく、うまく付き合いながら、ダメ母をやっていこう・・・と思っています。
「とくダネ」のあの母娘にはなれなかった私と母。
でも、息子と私は、素敵な家族になりたい・・・(おっと、夫を忘れず・・・。)

この思いだけは、貫きたい・・・そう思います。


何だか重い話になってしまいました。
最後まで読んで下さってありがとうございました。
重い気分にさせてしまったのでしたら、どうかお許し下さい。


苦しい思いを抱えたお母さんのサポートをしようと立ち上げた 家族サポートの会・福山 こちらの ブログ もどうぞよろしく!!

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コメント

taeneeさん、こんばんはnight
あ!!模様がえなさったんですね!!すっごく可愛い~lovely
taeneeさんのお母さまへの想い、息子さんへの想い、読みました。実は私も、実家とは長い間、確執があったニンゲンで、taeneeさんのお気持ちは痛いほど伝わります。
子どもを産んでみて、親のありがたみを感じるどころか、「なぜ親はこうしてくれなかったんだろう」という思いばかりが募り…。
今では、「親も完全な人間ではなかった」と思えるようになったし、なにより子どもたちがいい潤滑油になってくれて、実家の雰囲気も昔とはだいぶ変わりました。
親子って、難しいですね。一生、親子ですものね。
いろいろな思いを抱えつつ、今を生きる。taeneeさんの記事を読んで、改めて襟を正した気分になりました。ありがとうございましたconfident

asaponさんへ。
そうなの。寒くなってきたんで、(ここのとこ、暖かいですが・・・。)暖色系に変えました。

子どもを持って、自分と親の関係を見直す・・・ってこと、よくある事らしいですよ。
親だって完璧じゃないし、自分にも子どもにも完璧を求めず、な~んとなく、まっいいか・・・楽しけりゃ・・・って思えるって、健全なんですよね。
そんな簡単なことに気付くのに40?年かかってしまいました。
不可能を求めるのが完璧主義者・・・とカウンセラーに言われた時は、ただただ唖然・・・でした。
また、時々、この話書きます。お嫌じゃなかったら、お付き合いくださいね。

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