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2009年4月 1日 (水)

潮待ちの港で、釣り

昨日、息子と二人で私の実家のある町へ釣りに行きました。
息子は、昨年に続き二度目の釣り。そして、私も、生涯で三度目。
「今の時期は、釣れんぞ~。」と言う父の言葉通り、残念ながら釣果はゼロ。

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堤防の突先で釣り糸を垂れる少年。


釣れなかったけど、うららかなお天気に恵まれ、潮風に吹かれながら、気持ちの良い時間を過ごしました。

私が生まれ育ったところは、万葉の昔から、瀬戸内の潮待ちの港として栄えた町です。

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江戸時代に造られた、石の灯篭が象徴的。
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「春の海」という筝曲は、この海が舞台です。
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白壁の路地裏

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古い町並み








宮崎監督が「崖の上のポニョ」の構想をこの町で練ったらしいと話題になってから、また一段と観光客が増えたようです。
さて、この私の故郷はどこだかおわかりですか?

故郷と言っても、車で40分で着きます。
狭くて、人が多くて、ゴチャゴチャしてたけど、海がいつも心を癒してくれる、私にとってはそんな町でした。

近頃は、用事を済ませるだけで町中を歩くこともなくなってきたので、たまに歩いてみると、観光客向けのお店がいたるところにできていて、ここは何処?ってなぐあいに、異邦人になってしまう時があります。
でも、一歩奥に入ると、馴染みの建物が取り壊されて、駐車場と化していたり、あれほどいた子どもや人々が少なくなって、うら寂しい通りがあったりで、時の流れを感じます。
と同時に、何ともいえぬ寂しい気持ちになるのです。

数年前から、港に架ける橋の建設問題で町は揺れています。
私がこの町の出身とわかると、架橋問題の是非を問われることが多々あり、それ程市民の関心が大きくなってきていると言えるのだと思うのです。
私自身は、どちらかといえば架橋には反対です。
自然は、出来るだけ、ありのままの形を守って次の世代に残すべきだ・・・と考えているからです。
しかし、車社会において、交通の不便性を訴える人々の声も聞こえてきます。
古い物と新しい物が融合しても、この町の素朴で、飾らない自然体の良さが失われないのであれば、架橋も致し方ないことかもしれません。
要は、利便性の向こうに心癒される温もりを感じる事ができるかどうかだと思うのです。
この町で暮らす人々にとっても、観光に訪れる人々にとっても、より落ち着いた心温まる町であるように願っています。
そして、叶う事なら、子どもたちが、この素朴な温もりをいつまでも失うことなく、次世代へつないでいって欲しい。
そう思います。

この町の名は・・・鞆の浦です。

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