読書三昧
怪我の方は、大分よくなっているのですが、まだ痛みもあって、無理せず、家でのんびりさせてもらってます。
ずっと座ってると、辛いので、つい、ゴロゴロ。そして、読書 スヤスヤ
おかげで、近年にないほどの読書量です。
先週の土曜日、旦那に、図書館と本屋に連れてってもらったので、以下の本をゲット!
川上弘美著・光ってみえるものあれは
石田衣良著・約束
同年代の、芥川賞、直木賞受賞作家。
何冊も読んでるわけではないので、作家について書き連ねることは、避けておきますが、
(ボロが出そうなので・・・ )
二人とも好きな作家さんです。
「光ってみえるもの、あれは 」 は、16歳の男子高校生のひと夏の物語。
数ページ毎に、辞書を引かねばならぬほど、知らない単語や熟語が出てくる。(もちろん、日本語です。)
川上さんの本は、必ず、読み方も知らない漢字が出現し、私にとっては、自分の国語力のなさを知らされる、ある意味恐怖 の作家です。
男子高校生の語り口で進むこの小説。あれ~、確か川上さんは、女性よね・・・ と、疑念を持つほど、男の子の心が、よくわかってるんだな~と、感服しました。
思わず大笑い!な場面もあり、クールな語り口の中にも、ほのぼのと暖かいものが流れている、いい小説でした。
「約束」 は、「バック・トゥ・ライフ」を、主題とした短編集です。
苦しみや、悲しみから立ち上がろう、とする家族の物語集。
「ハートストーン」という話は、泣けました。
あれ~、石田さんって、男性よね・・・ と、これまた、疑っちゃうくらいに、優しさと、きめの細やかさが、随所にこめられた、泣けちゃうけど、これみよがしではない、いい作品でした。
怪我したことで、思いがけず、いい本たちに出会え、充実の読書の秋 になりました。
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